やがて思い出すために相応しい景色
秘密基地以上、家未満。
引っ越しました、ど田舎タウンへ。
6LDKの一軒家で家賃約10万。
ただの住宅でしかなかった空っぽの部屋に、見覚えのあるモノたちが並び始めた途端、「どうやらここは自分の部屋のようだぞ」と不思議な感覚が時差でやってくる。
構成する要素の一つ一つは確かに馴染みのあるモノなのに、知らない場所に並んでいて、パラレルワールドみたい。
ずっと帰る場所が無いような気持ち
小学校入学まで住んでいた板橋区志村のマンション
大学卒業まで住んでいた豊島区西巣鴨のマンション
その後高校の友達らと始めた北区十条のシェアハウス
今は全部無くなってしまった!!!
だけど、どこかに帰りたいというわけではなく、帰るという感覚や実感がどこにも無い状態のままフワフワと宙ぶらりんな気持ちだけが続いている。
引っ越してきたこの家も、秘密基地の延長線上みたいな感覚。
どこかに帰る日なんて来るのかな。
内見に来た時の印象は、冬なのに夏休みみたいな家だなぁと思った。
いつまでも生活とは無縁でいたいものだなと思う。
北区十条はこどもの日がずっと続いた家だった。
そんなGWが終わり、次はずっと夏休みの家と町。(写真はどう見ても真冬ですが、その辺りは気持ちの問題です。)
やがて思い出すために相応しい景色
起きた出来事はすべて素材でしかなく、それを後々どう活かして編集するかに掛かっている。
未来の自分の編集力が試される。
今の感情、これも素材だ。
なるべく多くの感情と景色を集め、未来の自分に託す。
それは悲劇にも、喜劇にも、感動のドキュメンタリーにも、脚色された物語にもなり得る。
ただそれだけのこと。そんなことを内見に来たときに思った。
↓そのときのメモ
家の周りに可愛い猫がいる。まだ仲良くないけど、餌付けて手懐けたい。
車で少し行くとパン工場がある。この付近は町中に焼きたてのパンの匂いがして、購買意欲をそそられる。太っちゃう。
今は1週間くらいコヤツくんが泊まりに来ている。
ジョルジョデコヤツ、良い音楽を作る人です。要チェック↓
昨日はみつまさん、まよさんが犬を連れて遊びに来た。
色々とWeb全般に詳しくなりたい。ブログもガンガン作ったりとかしてみたい。
締め方が分からない!おしまい!